MacにPlaggerをインストールしてMixi日記をGmailで読めるようにするまでをまとめる
ようやくちゃんとPlaggerも動くようになったので、これまでにやってきた無駄な要素を省いて、Plaggerインストールからマイミク日記をGmailで送信までをまとめてみる。
- Xcodeのインストール
最初にこれ。MacOSのインストールDVDからインストールしてくる。難しいことは何もない。
- CPANの初期設定
http://fuji.sakura.ne.jp/~yada/talk2000/perl.shtml
これを参考にするとよい。
気をつけるのはCPANのキャッシュサイズ
Cache size for build directory (in MB)? [10]
とか聞かれるが、ここは大きめの値を設定する。(俺は無駄に1000Mとか設定しておきました)
ここで何か間違えてしまった場合は、後で設定を変更することも出来る。ターミナル上で
sudo perl -MCPAN -e shell cpan>o conf
で現在の設定がわかるので、後で直接設定ファイルを編集してしまえば良い。
一番はじめの行に
CPAN::Config options and /Users/username/.cpan/CPAN/MyConfig.pm:
みたいに表示されるので
vi /Users/username/.cpan/CPAN/MyConfig.pm
で編集。viの操作方法はがんばって覚える。
とりあえず
http://atlas.kek.jp/physics/nyumon/vi-commands.html
だけわかればなんとかなる。
- CPAN依存モジュールのインストール
これが結構手間。
また、CPANでPlaggerをインストールしたら、バージョンが古くて見事にはまったので、CPANからのインストールはしない。
sudo perl -MCPAN -e shell cpan>test Plagger
こんな感じで、足りないモジュールが表示される。(テストを途中で止める場合などは Control+cで可能)
- Yaml ...loaded. (0.62) - YAML::Loader ...loaded. (0) - Test::More ...loaded. (0.65 >= 0.42) - Test::Base ...loaded. (0.52 >= 0.52) - Class::Accessor::Fast ...loaded. (0.30) - File::Find::Rule ...missing. - UNIVERSAL::require ...loaded. (0.11 >= 0.1) - Template ...missing. (would need 2.13) - Template::Provider::Encoding ...missing. (would need 0.04) - YAML ...loaded. (0.62 >= 0.39) - Text::Tags ...missing.
で、missingって出てるモジュールを手動でインストールしまくる。かなり手間かかる。
exp.
cpan>install File::Find::Rule
これでインストール。これでもインストールできないモジュールがある。
それらはのモジュールは、インストール中に何かモジュールが足りない、と言ってきている場合があるので、その場合はそのモジュール単体で先にインストールしてみる。
どうしてもインストールできないモジュールは
cpan>force install モジュール名
で無理矢理インストールするしかない。
自分の環境だと
はforce install でないとインストールできなかった。
全部のインストールが終わったら、ようやくPlaggerをインストール。
ここまで書いておいてなんだが、正直
http://blog.8-p.info/articles/2006/09/06/plagger-mac
を使った方が遙かに楽。でも頑張る。UNIX全般、Perl、CPANの勉強を兼ねているのだ。
- Plagger最新版をとってくる
svn co http://svn.bulknews.net/repos/plagger/trunk/plagger
cd plagger
perl Makefile.pl
ここで、なぜか色々と
- ARRAY(0xa9b9cc) ...missing.
みたいなのが出てくる。多分エンコード系のモジュールが足りないのでは無いかと思う。
必要なモジュールがすべてインストールされていれば問題ないのですべて「n」で通す。
make install
でPlaggerインストール完了。
ここは未だによくわかっていないが、
plagger -v
で
Plagger version 0.7.17
とちゃんと出れば問題なし。
- 設定ファイルを書く。
テキストエディタを使って、config.yamlを作る。
場所はどこでもいいが、~/plagger/config.yamlにした。
global: assets_path: /Users/ユーザー名/plagger/assets/ timezone: Asia/Tokyo plugins: - module: CustomFeed::MixiScraper config: email: ミクシィのメアド password: パスワード fetch_body: 1 show_icon: 1 feed_type: - FriendDiary - RecentComment - Message - module: Filter::Rule rule: module: Deduped - module: Publish::Gmail config: mailto: 送りたいメアド mailfrom: メールの送信者(何でもよし) mailroute: via: smtp_tls host: smtp.gmail.com:587 username: GmailのユーザID password: Gmailのパスワード
インデントにものすごく気をつける。インデントがずれてると動かない。
タブ、全角スペースなどもってのほか。全て半角スペースを用いる。
- テストしてみる
~/plagger/plagger -c ~/plagger/config.yaml
これでメールが届けばおk。
- cronで勝手に起動するようにする
CronniXを使う。
もちろん普通にcron設定すれば問題なし。
なにか間違っているところとかあれば、ご指摘いただければ幸いです。
それにしてもここ数日はPlagger漬けだったなぁ。